こぐまの三字熟語と漢字のブログ（jitenfetiの漢字ブログexcite）

24.生半可（なまはんか）

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　中途半端でたいしたことないこと。未熟で不十分なこと。

　和製漢字の研究者を名乗っているが、中国本来の漢字については、生半可な知識しかなく、それほど難しくない字を書き間違えては、恥をかいている。

　　
　　
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23.五十歩百歩（ごじっぽひゃっぽ）…五字熟語1

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　戦場において、100歩逃げたものを50歩で踏みとどまったものが笑いものにした。

　しかし、逃げたという事実からすれば、100歩か50歩かということは、たいした違いではない。

　この例をあげて、王から相談を受けた孟子が、この国の政治も隣の国の政治と五十歩百歩でたいした違いではないと答えた。

　このことから、表面上違うが、実質はたいした違いでないことを言う。

　戦勝国で英雄とされる軍人も、敗戦国で戦犯とされる軍人も、人を殺したという事実に関しては、五十歩百歩であるが、処遇に関しては、天と地の違いがある。
　
　　
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22.氏素性（うじすじょう）

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　歴史的な著名人とかかわりがあるか、どの程度昔からはっきりとした素性がわかるかといった、氏の素性、家柄のこと。

　鈴木・佐藤などという大姓のなかには、歴史的に名のある人物とつながりがある人も少なくないとはいえ、やはり大半は、氏素性のはっきりしないただの庶民である。
　
　　
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21.下馬評（げばひょう）

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　主人の供をしてきた従者が、下馬札の下で、主人の新しい待遇などについて、批評しあったことから、下々のものが行う、種々の無責任な批評を言う。

　日本では､萌え系が人気であるが、今年もミスワールドの下馬評は､妖艶な南米美人有利ということである。
　
　　
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20.太平楽（たいへいらく）

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　雅楽の一種で天下泰平を祝うもの。このことから、好き放題、でたらめ放題をしておきながら、自分には、何の責任もないという態度をとること。

　あれだけすき放題をしながら、太平楽を決め込むことができるのは、よほど度胸があるか、愚か者であろう。
　
　　
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